社長メッセージ

社長メッセージ

『新しいこと、イノベーションを自ら創り出すMRブティックを目指して』

私は、トークアイに専任的に関わる前、弁理士として活動してきました。 多くの特許を取り扱う中で、新しいアイデアや多くの新製品をみてきました。 また、産学共同プロジェクトに関わる機会も多く、アカデミックな研究成果を商品やサービスに生かす場面にも携わってきました。 そんな私が、このマーケティングリサーチに専任的に関わるようになって7年、強く感じるのは、マーケティングリサーチにはイノベーションが足りない、ということです。

ネットリサーチはイノベーションか

確かに、ネットリサーチはデータコレクションのプロセスに大きな変化をもたらしました。早く、安価に、気軽に消費者の意見をきける時代へと加速度的に変化してきました。
このことにより、企画を考える上、あたりをつけるためにちょっと聞いてみたいというニーズにも応えられるようになり、リサーチが身近なものになったのは確かです。 しかし、得られたデータの意味づけ、マーケティングアクションの策定にかかわるプロセスに何か変化を起こすことができたでしょうか。
ネットという手段を使っても、多くの方法はQ&A方式です。
変化とは、そこで回答される数が飛躍的に増えたということであり、数の多さによる精度のアップ、きめ細かい分析が可能にはなりましたが、データの意味付けを豊かにするような変化には乏しいような気がします。

非言語的表現やコンテクストがイノベーションのカギ

その変化に関わるカギは、非言語的表現にあると思います。 マーケティングリサーチはもっと非言語情報や感情の問題を取り扱うべきではないかと思うのです。 人間のコミュニケーションの大半は非言語的表現によって行われているにもかかわらず、調査手法は言語を用いたものに偏っています。 また、人間の意思決定には置かれた状況(コンテクスト)が大きく作用するにもかかわらず、多くの場合、リサーチはコンテクストを無視しています。
これは、多くのリサーチは、リサーチから得られたものを受け取り、活用する当事者が腹に落ちるかどうかよりも、それを他人にうまく伝えられるかどうか、説明できるかどうかに中心があるからだと思います。
その結果、感じ取っていたとしても、説明できないもの、うまく表現できないものは無視され
るということになるのです。 もっとこの非言語的表現やコンテクストを大事にして、データの意味付けを考え、次のアクションにつなげられたら、活用プロセスにおけるマーケティングリサーチのイノベーションになると思うのです。

マーケティングリサーチとは生活者に学ぶこと

そもそも、マーケティングリサーチとは、データコレクションの手法であるだけでなく、組織における学びのひとつであると思います。
学ぶ対象は生活者です。
生活者に学ぶこと=マーケティングリサーチなのです。
効果的な学びとは、決して一方通行ではなく相互に学びあうことであり、そのために有効なのが「対話」です。
対話とは、情報の伝達ではなく、相互理解のコミュニケーションです。
生活者との「対話」により一緒に学ぶ、このコミュニケーションを行うための「場」と「問い」の設定こそが、私たちが提供すべき価値ではないかと思います。

情報への意味づけが未来をつくる

これまでのマーケティングリサーチは知識としての情報(事実)を提供することをその価値としてきました。
その情報とは、過去のものです。
しかしながら、往々にして私たちは、情報(事実)の前に立ちつくしているのではないでしょうか。 本来、情報は、未来をつくるために活用してこそ価値があります。
知識としての情報に納得できる意味づけを与え、意思決定者および関係者の腹に落ちる仕組み、次のアクションに繋がる気づきをリサーチの新しい価値として提供することが、未来つくりに貢献することになると信じています。

そんな新たな貢献のかたちで、マーケティングリサーチにイノベーションをもたらしたいと思っています。

株式会社トークアイ
代表取締役 社長 佐野良太

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