対象者情報
- 42歳、女性(夫・4歳の子どもと同居)
- 秋葉原でネイルサロンを約5年運営
- 約1年前にIBJ加盟の結婚相談所を開業
- 自身はマッチングアプリで32歳で結婚
- 結婚したい人の背中を押してあげた成功体験と将来性があると見込んで開業
- 自分の母親が数年前に結婚相談所を利用していたのを見て、結婚相談所の仕組みを理解していた
- 将来も長く続けられる仕事として選択
- ネイル客から恋愛・婚活相談を受ける機会が多かった
- 自分の助言をきっかけに婚活を始めた人が複数いた
友達でもなく、親でもない第三者目線と真剣度の高い出会いが最短距離で目的を果たす
| 項目 | マッチングアプリ | 結婚相談所 |
|---|---|---|
| 目的意識 | 恋愛志向が強い | 結婚前提の真剣な出会い (子供が欲しい、将来への安心感、世間体・親の期待などが主な結婚相談所での婚活を選ぶ理由) |
| 信頼性 | 独身証明不要 | 独身証明・収入証明必須 |
| サポート | 自己管理が必要 | プロのアドバイス・代行サービス(客観的な本人分析と助言・デートのセッティングサポート・複数交際時の管理サポート) |
| 交渉の負担 | 自分で断る必要がある | 相談所が間に入って交際終了を伝える(気まずい場面の仲介機能・大きなトラブルを未然に防ぐ) |
| 成婚期間 | 個人差が大きい | 半年程度を目標 |
結婚相談所利用者層の特徴
男性の場合
- アプリを使わず、最初から相談所に来るケースが多い
- 結婚に対してより積極的な姿勢が見られる
- 趣味などの共通点を求め、子どもが欲しい意欲が強い
女性の場合
- マッチングアプリを経験してから相談所に移行するケースが多い
- アプリで限界を感じた後、より真剣な出会いを求めて相談所へ
- 年収・身長・非喫煙・一人暮らし経験ありを求める
- すごく可愛くて若くて、普通に恋愛できそうな20代が増加傾向あり
「恋愛と結婚は違う」ことを理解する
理想の相手像と現実的なマッチングのギャップを整理する
- 本当に大事にしたい相手の条件は何かを絞り込んで自覚させる
- 恋愛経験が多く理想を追い続ける人、恋愛志向が強い人は結婚に至りにくい
- 若ければ若いほど婚活は有利
- 子供が欲しい」と思って結婚相談所を利用する方が多い
- 女性の婚活状況は、32歳くらいから厳しくなってくる
- 30 歳を過ぎると、ある程度の「妥協」ができるようになる傾向
婚活もタイパ
- 真剣に結婚を考える若年層が手っ取り早く、効率よく相談所を利用している
- 半年以内の成婚を目標に、覚悟と集中力をもってやりきることが大事
- 最初に会う前のやりとりやでデートのセッティングは相談所にお任せできる
仲人からコンサルタントへ
- 紹介~お見合いセッティング~仲を取り持つまで、手取り足取りすべてを担う役割
- 悩める婚活者の考えを整理・助言し、背中を押す役割に
- 数万人のデータベースから自分で選べる現代的なシステムへ変化し、アプリのような使いやすさと、プロのサポートを両立
結婚相談所は「最後の砦」という時代ではなくなっている
- マッチングアプリと結婚相談所は競合というよりも補完関係にあり、併用することで出会いの機会を広げたり、段階的な婚活のステップとして利用されている。
- 特に結婚への真剣度が高まった層が相談所を選ぶ傾向が見られる。
- また、若年層の結婚観は、恋愛を重視した価値観から、現実的なパートナーシップを重視する考え方へとシフトしている。
- 「恋愛と結婚は別」と捉え、結婚という目的に適した手段を選択する姿勢が、婚活成功のポイントになっているようだ。
- 一方で、年齢に関する婚活市場の現実と向き合う必要もある。
- 今回インタビューした方は、「若ければ若いほど出会いの選択肢は広がるため、一日でも早く婚活を始めた方がよい」と話していた。
- 結婚への意欲が高い人にとっては、「まだ早い」と考えるのではなく、理想のライフプランを実現するための有力な選択肢の一つとして、結婚相談所を早い段階から検討することも有効と考えられる。
